世羅高原

世羅高原は広島県の中東部に位置し、標高350-500mの中国山地にあります。

瀬戸内海と日本海の分水嶺であることから、良質な水が豊富にあり、昼夜の寒暖差が大きく、豊かな陽ざしによって、おいしい農作物が育つのに絶好の条件がそろっています。

古くは平安時代から平家一門の荘園「大田庄（おおたのしょう）」として栄えました。後白河法皇に寄進され、平家滅亡後にはさらに紀州高野山に寄進されました。また江戸時代には石見銀山から尾道への街道途中の宿場町としてにぎわいました。

果樹観光農園が充実し、毎年たくさんの方が訪れています。

果物では、梨・ぶどうが有名です。特に世羅梨「幸水」「新水」「豊水」は、その豊かで芳醇な味わいのファンが多く知られています。ぶどうも「ピオーネ」を中心に、さまざまな種類の味が楽しめます。

美しい花園も有名です。春には丹念に育てた花が丘一面をいろどり、息をのむほどの絶景が広がります。四季折々、花の見頃に合わせて数カ所の花畑をめぐる「花めぐり」をされる方も多くいらっしゃいます。

2006年春にはせら夢公園がオープン。自然とふれあう「県民公園」と「せらワイナリー」を総称しています。世羅産ぶどう100%のせらワインは、醸造見学もでき、「ワインショップ」にて購入できます。

地元の食材を使った「せらワイナリー・レストラン」、世羅の産品と新鮮食材の「夢高原市場」など、心と体においしい「せら夢公園」へぜひお越しください。